春の和菓子 大特集



2008年04月30日

黒船

和菓子の店 黒船

黒船という和菓子のお店は、カステラで有名な和菓子屋さんです。
黒船のパンフレットには次のように書かれています。
「昔から。今から。その昔。黒船は、たくさんの夢を乗せて日本の扉を開けました。黒船が伝えたカステラは、まさに夢のお菓子でした。時は重なり。カステラは、すっかり日本の文化になりました。ほら、和菓子だと思っていらっしゃる若い方も多いでしょ?釜を開けるたびに、新しい焼きあがり。新しいほっこり。新しいしっとり。今。日本から世界へ。夢を、黒船に乗せて。」
 
カステラは南蛮渡来のお菓子ですが、日本に入って独自の発展をしてきました。
江戸時代中期には、カステラは既に和菓子としての地位を確立するほどに、独自の発展を遂げました。
黒船のカステラは、「黒船カステラ」というメニューで販売されています。
そのこだわりは、作りたてをそのままお客様へということです。
カステラはできたてを食べるのが、最高の贅沢です。
まだあたたかいカステラは、手に持った暖かさを味わい、その漂う香りを味わい、目で味わい、そして舌で味わいます。
カステラから香る、卵のにおい、砂糖の香り、それらが伝わるカステラはまさに作りたて。
口の中でほわっとくずれていくカステラを味わえる喜び。
黒船のカステラはそれを大切にしています。
他にも、黒船どらやき、黒船ラスキュ、黒船バームクーヘンなど、さまざまなメニューがあります。
和菓子として定着しているカステラ、それを作る技術が、他のメニューの奥行きを増しています。
特に、餡は和菓子屋の命とも言うべき大切なもの。
その餡にも黒船にはこだわりがあります。
和菓子屋としての自身がそこにはあります。

黒船の和菓子、一度は味わっていただきたい和菓子です。

本店住所

東京都目黒区自由が丘1−24−11
黒船 自由が丘本店

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2008年04月26日

和菓子 団子の雑学

団子について

 
和菓子でもポピュラーな団子の材料をみなさんはご存知ですか?
団子の材料は、米の粉です。
米の粉に水やお湯を加えてこねて、蒸したり茹でたりしてできた餅を小さくまるめた和菓子です。
砂糖を加えて甘味をつけたものが多いですが、元々は保存食である為、醤油で味付けして食べるために砂糖を加えないものもあります。

小豆の餡や砂糖醤油餡、黄粉をつけたり、汁粉やみつまめに入れたりして食べるのが代表的です。
材料は他にも地方によっては小麦粉やキビなどの穀物粉を使うものもあります。

団子は和菓子として今は食べられますが、もともとは保存食です。
どのように保存するのか?
できたての団子はデンプンが糊化してαでんぷんになっています。
そのためできたての団子は柔らかいですが、時間がたつにつれてでんぷんが老化してβでんぷんになるため硬くなります。
かたい団子はたべられたものではありません。
これを予防するには蒸した段階で砂糖を入れることと、よくつくことです。
これにより日持ちをする団子になります。
他にも山芋を入れるとよいとされています。
山芋の入った団子は柔らかくてまた普通の団子と違って美味しいものです。
 
ただし、砂糖を効かせ過ぎるのはのちに甘い餡をかけた時にはくどい味に、甘くない味付けにした場合にはそれと相反する味になってしまうので、配慮が必要です。
和菓子の有名人、団子。
団子の知識は深まりましたか?
 
団子は皆さんが知っている和菓子です。
団子について知ると、和菓子の世界が広がりますよ。
posted by けんしろう at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

和菓子の代表 ようかんについて

ようかん雑学

 
和菓子の代表ともいえる羊羹(ようかん)。
なぜ羊という字を使うのかと思われた方は多いのではないでしょうか?
ようかんについて聞かれたとしても、答えられる人はまれだと思います。

なぜ、羊という字が和菓子のようかんに使われているのか?
それは歴史的に深い意味があります。
もともとは中国の料理で、読んで字のごとく羊の羹(あつもの)でした。
これは羊の肉を煮たスープの類ですが、冷めることで肉のゼラチンによって固まり、自然に煮凝りの状態となります。
本来、羹は「こう」と読まれており、「ようかん」という読み方は「ようこう」が変化したものであるとされています。

ようかんが日本へ伝わったのは、鎌倉時代から室町時代に、禅僧によって日本に伝えられたとされています。
禅宗では肉食が戒律(五戒)により禁じられているため、精進料理として羊肉の代わりに小豆を用いたものが、日本における羊羹の原型になったという説が有力です。

初期の羊羹は、小豆を小麦粉または葛粉と混ぜて作る蒸しようかんでした。
蒸しようかんは小豆を使っていないため、その素材の色がでます。
その蒸しようかんから派生したのが、芋ようかんやういろうです。
名古屋の名物はようかんからできているのですね。
また、当時は砂糖が国産できなかったために大変貴重であり、砂糖を用いたようかんを特に「砂糖羊羹」と称し、一般的なようかんには甘葛などがよく用いられました。

ようかんの歴史は調べればまだまだありますので、少しずつお話したいと思います。

posted by けんしろう at 02:34 | Comment(1) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年04月16日

春の和菓子 桜餅の歴史

和菓子の菓銘

和菓子には、花鳥風月や自然の風物、和歌俳句や文学、郷土の歴史や地名などから生まれた「菓銘」がついています
菓銘でその和菓子の歴史が分かるほどのものです。
どの和菓子にも必ずと言って良い程「由来」があります。
そのことを知って召し上がって頂くことが和菓子の味わいを一層深めます。

今日は春の和菓子の桜餅について考えます。

桜餅を作った人物として有名なのが、山本新六(やまもと・しんろく)という人物です。
享保(きょうほう)2年(1717)、桜の名所として知られていた江戸・向島(むこうじま)に、長命寺(ちょうめいじ)というお寺がありました。
このお寺の門番だったのが、山本新六でした。
桜の落ち葉を掃除するのに悩まされ、落ち葉を何かに使えないものかと考え出し、初めは落ち葉だけを醤油樽(しょうゆだる)に漬けて売り出しました(新六は醤油で有名な銚子出身でした)。
しかし、すぐに飽きられたため、桜の葉を塩漬けにし、小麦粉溶いて薄く白焼きにした皮に、アズキのこしあんを包んで2つ折りにし、桜の葉を塩抜きにして包み、売り出したのが桜餅でした。
たちまち名物となり、それから100年以上たった文政(ぶんせい)7年(1824年)の1年間に、1日1000個以上(およそ38万5千個)の桜餅が売れたという記録も…。
(なお、現在も子孫が長命寺(ちょうめいじ)門前で「山本や」という店を経営されており、桜餅を作っています。)

しかし、桜餅は京都が発祥の地であるという説もあります。
民俗学者の南方熊楠はその説を唱えています。

和菓子は長い歴史のなかで育まれたもの。
その歴史をいただいているということも、忘れることのないようにしたいものです。

posted by けんしろう at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の歴史
2008年04月15日

春の和菓子 金沢の和菓子の意味

金沢の和菓子の普及の理由

金沢の土地は、祝い事や祭りのときに、和菓子をそなえることが多いそうです。
その理由はやはり加賀百万石の時代までさかのぼります。

加賀藩が力を入れた茶道の影響で栄えた和菓子の文化は、次第に一般庶民へと広まり、金沢の地に独特の菓子文化が根付いていきました。
市民にも和菓子が浸透していった要因は、真宗王国といわれる信仰心の厚い土地柄が挙げられます。
宗教行事とともに、和菓子は庶民にも欠かせないものとなっていきました。

金沢では昔から、報恩講の際に落雁や餅、饅頭、最中が盛大に供えられました。
それらは仏事の後、参加者に分け与えられ、門徒の楽しみともなっていました。
また、法事や僧侶の月参りでも和菓子は必需品であり、参詣日にはお寺が参詣客のために茶菓子を用意します。
門徒と寺院の間で行われる行事には必ずと言っていいほど和菓子が登場するわけです。
寺の参拝客への心遣いですね。

茶の湯は和菓子を洗練した芸術として質を高めていき、仏事による和菓子の必要性は、広く大衆的な和菓子の普及を促していったのです。
茶と、庶民への普及は和菓子の発展に多大な影響を与えます。
万人の舌を満足させる和菓子の追求、それが芸術性とともに必要となるのです。

このような理由から金沢では、季節や人生の節目に和菓子を用います。
彼岸のおはぎや、お祝いの際の紅白饅頭はもちろん、正月の福梅や辻占、桃の節句の金花糖、夏の氷室饅頭、七月の土用に食べるささげ餅など、庶民生活と和菓子は密着したものとなっていきました。
また、安産を願うころころ団子、赤ちゃんの誕生を祝う杵巻きや巾着餅、婚礼の際の五色生菓子など、いわゆる縁起菓子が数多く存在しています。
寺社菓子、縁起菓子、祝い菓子、四季折々の菓子は、いまでも暮らしの中に生きており、市民生活のコミュニケーションを担う役割も果たしています。

金沢の方々の心をささえる和菓子、その和菓子は洗練と普及の二つの道を見事に通ってきたものです。

posted by けんしろう at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金沢
2008年04月13日

和菓子処 金沢

金沢は日本の和菓子処の一つ

京都や島根県の松江と並んで、金沢は全国的にも知られている和菓子どころです。
その三つの土地に共通しているのは、いずれも、古くから茶の湯の文化が発達していた場所だということです。

金沢は、藩祖前田利家から始まる歴代の藩主が茶の湯に大きな関心を持っていました。
利家や二代藩主の利長は千利休の直弟子であり、三代藩主の利常も江戸初期の大茶名人である小堀遠州や金森宗和、仙叟千宗室(せんそうせんのそうしつ)に学んでいました。
五代藩主の綱紀は、仙叟千宗室を茶道茶具奉行とし、藩を挙げて茶の湯を奨励していたほどです。
藩主全員が茶に興味があったのです。
このため、茶の湯に欠かせない菓子の需要が増え、技術が向上していきました。
では実際、金沢の菓子作りがいつから始まったのかということについては、さまざまな説があります。
最も古いものは、1590年(天正18年)、利家が入府した際に遡ります。
その頃は、城の周囲に菓子屋はありませんでした。
そこで、当時の御用菓子処だった堂後屋三郎衛門が、片町に1600坪の邸宅を拝領し、餅菓子店を始めたという説が、金沢和菓子の元祖と言われています。
また、利長の時代に、藩の御用菓子師だった樫田吉蔵が五色生菓子を考案し、1600年(慶長5年)、珠姫(天徳院)が金沢へお輿入れする際、五色生菓子を収めたのがルーツであるという説もあります。

さらに、1630年(寛永7年)頃、利常が越中井波から菓子師を呼び、香林坊で加賀落雁を作らせたのが始まりともされています。1625年(寛永2年)、尾張町で創業した森下屋八左衛門が利常の創意により、小堀遠州の書いた「長生殿」という文字を墨型の落雁にして創製したことが最初であるとも考えられています。
長生殿は現在でも作られており、金沢を代表する和菓子の一つです。
 
金沢の和菓子はそのどれもが、美しく、とても完成された感があります。
それは、作る和菓子職人はもちろん、それを食する人の和菓子を味わう力も高いものでなければならなかったのです。
 
加賀百万石の時代から、和菓子を愛した金沢。
その和菓子は洗練され、日本を代表する和菓子を生み出し続けるのです。

 

posted by けんしろう at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金沢

和菓子 餡が健康にいい!

餡が健康にいいって?

 
餡って健康にいいのかな?
そうお考えの方もいらっしゃるでしょう。
 
餡の原料となる小豆など豆類は世界が認める栄養の宝庫です。
小豆を煮て食べたり、その煮汁を飲むと脚気(かっけ)や腎臓、腫物(はれもの)に効果があるとはよく聞く話ですが、漢方医学では現在でも脚気(かっけ)、黄疸(おうだん)、下痢、便秘、腫物(はれもの)や湿疹(しっしん)を治すため食事療法に利用されています。

栄養成分としては、質のよいたん白質を多く含んでいるほか、血中コレステロールを下げる働きのあるリノール酸やリノレン酸、老化を防ぐビタミンとして注目されるビタミンE、不足すると脚気や神経炎を引き起こすビタミンB1とB2、ほかにビタミンB6、炭水化物の代謝に必要で不足すると皮膚炎などの原因となるナイアシン、アミノ酸、ミネラル類、カルシウム、リンの他、血圧を下げるといわれるカリウム、それにマグネシウム、鉄など現代人に不足といわれる栄養素を豊富にバランスよく含んでいます。


そして食物繊維もいっぱい!
食物繊維は消化酵素で分解されない未消化成分で分子レベルの微小な物質ですが人体にとって大事なものとされています。

可溶性(ペクチンなど)と不溶性(セルロースなど)があり、腸のぜん動を助け、消化過程全体の調節に重要な働きをしており、大腸ガンの予防や糖尿病にも効果があるといわれています。

食物繊維は、餡の原料となる豆類や和菓子によく使われる寒天に豊富に含まれていますので、和菓子を食べると自然に食物繊維を摂取することができます。

気になる砂糖ですが、和菓子を食べ過ぎることは当然糖分の取りすぎになります。
しかし、和菓子は大量に食べるものではなく、少しでも満足できるものです。
砂糖は脳の唯一の栄養素、上手に取りましょう。

というわけで、餡は健康の心強い味方というわけですね。
和菓子を食べて健康になれれば、これほど良いことはありません。
皆さんも健康のために和菓子はいかがですか?

posted by けんしろう at 20:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | あん(餡)
2008年04月12日

春の和菓子 和菓子への思い

和菓子を感じる

 
人間の五感は視覚、味覚、触覚、臭覚、聴覚で、食べ物に限らず人間はこの五つの感覚で生きています。

日本人は古来からこの五感で感じることを重要視してきました。
和菓子もこの五感によって感じることで、美味しさをましていきます。

和菓子の五感。
視覚=目で見て美しい、美味しそう。
味覚=食べて美味しい。
触覚=舌ざわりや手で持つ、切る時に感じる味わい。
 
これらは全ての食べ物共通ですが………

残るふたつ……嗅覚と聴覚には和菓子特・のものがあります。

香りはすべての料理に必要な感覚です。
鼻をつまんで、香りを感じないようにして、料理を食べてみると、なんとも味気ない感じがします。

和菓子はそれほど嗅覚にうったえるものはないように思いますが、どうですか?
嗅覚に訴えるものはなにか?
和菓子の香りは天然のめぐみである、米、小豆、芋、ニッキ、ショウガ、ハッカなどから生じる『ほのかな香り』です。
このほのかな香りを感じて味わうことができるのは日本人ならではかもしれません。

日本人は世界一嗅覚が勝れている民族です。
平安の昔、暗夜で衣にたき込めた香の臭いでその人を認めたり、香道、香合せなども日本人の独特の臭覚の敏感性を示しています。
かすかな香りを和菓子から感じ、そして食べる、その過程が和菓子では大切です。
まるで時間がゆっくり流れているように感じるはずです。

同時に、このほのかな香りは日本の茶との共存を生み出しました。
茶の香りを超えず、それでいて静かな主張があるほのかな香り。
ならばこそ共に生かしあうことができるのです。
和菓子を口にいれ、その後、茶を口に入れたときに和菓子の口の中の味をさらに引き出すのが茶です。
ここに日本人の共存の意識を感じられます。

 聴覚は食べ物を味わう時の音のことで、たとえば、せんべいの様に食べたときのあのバリッというような音が味覚を助長するということですが、和菓子の場合はこの聴覚の楽しみを菓銘に求めています。
おおよそ、全ての和菓子には「銘(名前)」がつけられています。
それも花鳥風月、四季、和歌、俳句、歴史、郷土などに基づいた菓銘がつけられています。
和菓子の意味を銘によって知り、五感すべてで食べる、その所作をすべて計算して、和菓子は作られます。

和菓子屋で菓銘をお聞きになって日本を味わってはいかがですか。

きっとご自身の五感が研ぎ澄まされ、和菓子へと意識が集中していくことがわかると思います。

posted by けんしろう at 23:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子を感じる

春の和菓子 餡について

和菓子の命 餡(あん)

餡は和菓子の命ともいうべき大切なものですが、その大半は豆類から作られます。
小豆、手亡(てぼう)(白いんげん豆の一種)、などはその代表的なものです。

一般的に、小豆餡、白餡、うぐいす餡などと言いますが、例えば小豆餡を大きく分類するだけでも小豆並餡、中割餡、上割餡、つぶし餡、小倉餡、もなか餡、練り切り餡、火取り餡、皮むき餡などがありますし、白餡も同様に様々な餡があります。

白餡には他に豆の種類(手亡、白小豆、福豆、大福豆など)により違いもありますし、黄味を加えた黄味餡や、栗餡、抹茶を加えた餡、(くるみ、ごま、梅、柿、その他様々なものを加えた餡もあります)。
また、同じ「練り切り餡」でも、薯蕷(じょうよ)(つくね芋類)を加えたものや、ぎゅうひを加えたものも ありますし、練り切り餡より重厚味のある「こなし」という餡もあります。
さらに用途により微妙に異なる餡があり、とても数え切れるものではありません。
結局、餡は和菓子屋によって全て違うと言っても過言ではありません。
それが和菓子屋の個性ともなっていることをご理解ください。

春の和菓子には桜餡が使われることがあります。
春の短い期間に咲く桜を、餡に入れて、春を感じながら、和菓子を食べる。
なんとも風流です。

餡は材料とともに、水が命。
水にこだわりのある和菓子屋さんの餡は、とても美味しいものが多いです。

餡の材料と、水に注目して、和菓子屋さんを選ぶことも重要です。

posted by けんしろう at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | あん(餡)

和菓子 その歴史

和菓子の歴史

 

歴史をたどると・・・

 
古代人にとっての菓子は、天然の果物や木の実であり『果子』であったと考えられています。
特に果物は最高の菓子でした。

その後、穀物加工の技術が生まれ「餅・団子」が作られるようになり、甘葛煎(あまずらに)など蔓あまちゃを 煮詰めた甘味が生まれたり、米もやしから飴が作られたりしました。
人が加工することで、美味しさをプラスできるようになりました。

その後、時代が進み遣唐使が大陸に渡るようになり、唐菓子(からがし)が移入され、粉をこねたり油で揚げるなどの 技術が伝わりましたが、多くは祭神用として尊ばれたようです。

喫茶と和菓子


やがて茶が伝わって喫茶の習慣が発達します。
日本茶、抹茶などの茶請けとしての側面も和菓子が持つようになりました。
その頃になると菓子も趣向をこらすようになり製菓技術は飛躍的に進歩します。
味そして、見た目の芸術性も追求されていきます。
また、南蛮菓子も渡来し、カステイラ、ボーロ、ビスカウト、こんぺい糖、有平糖などが紹介されましたが、これらの菓子の製法が和菓子の発展に大きく寄与しました。
和三盆などの砂糖も使われました。
 

更なる和菓子の躍進

江戸時代になると京都を中心とした「京菓子」と江戸を中心とした「上菓子」が競い合って、和菓子製造技術は大きく発展し、現代の和菓子とほとんど変わらない優れたものが数多く生まれました。
競い合いは、桜餅の形などに見て取れますね。
ライバルの存在が和菓子を更なる飛躍へと導きました。

そして、明治となり、西洋菓子が伝わりますが、これも和菓子の成長にとって多大な影響をもたらしました。

 古代の穀物加工技術の発展に加えて唐菓子、南蛮菓子、西洋菓子の影響を受けた 和菓子の技法は、さらに日本独特の文化と伝統の中で育まれて今日を迎えているといえるでしょう。
これは、日本人が新しい技術を受け入れて、それを吸収し自分のものとして、その中から新しい日本独自の和菓子を創り出してきたことを示すものでもあります。

餅に洋風のクリームの入れたり、チーズを使ったりなど、和菓子も西洋菓子の良いところを取り入れ、新しい和菓子が次々生まれています。
 

posted by けんしろう at 14:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の歴史

春の和菓子 母の日に

和菓子を母の日に

母の日って?

 
和菓子を母の日に送る、なんとも風流なを感じる話ですね。
和菓子を送られたお母さんは、きっと喜ばれるでしょう。
 
母の日はどういう日なのでしょうか?
 
母の日(ははのひ)は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日。
 
イギリスにおける起源は17世紀の「Mother's day」「Mothering Sunday」(奉公中の子ども達が年に一度、教会で母親と面会出来る、復活祭のちょうど40日前の日曜日)にまで遡ります。
アメリカでは南北戦争終結直後の1870年、女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子どもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」(Mother's Day Proclamation)を発しました。
ハウの「母の日」は、南北戦争中にウェストバージニア州で、「母の仕事の日」(Mother's Work Days)と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させたアン・ジャービスの活動にヒントを得たものだが、結局普及することはありませんでした。
 
ジャービスの死後2年経った1907年5月12日、その娘のアンナは、亡き母親を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈りました。
これが日本やアメリカでの母の日の起源とされています。
白いカーネーションをおくる習慣もここからきているのですね。
 
母の苦労をねぎらうことが目的です。
 
和菓子は、味とともに、見た目の芸術性も優れています。
見るものに感動を与えることもしばしば。
 
母の日は春ですので、春の和菓子をセレクトされて、季節感とともに母の苦労をねぎらうのもよい母の日ですよね。
 
和菓子には、人をやさしい気持ちにさせる力があります。
きっと母の日ごろの苦労だけでなく、心も癒してくれますよ。
 
posted by けんしろう at 14:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 母の日

春の和菓子 「おとぎ草子」

京菓子処「吉廼家」

春の和菓子「おとぎ草子」

「おとぎ草子」という和菓子をご存知ですか?
 
和菓子屋「吉廼家」という和菓子屋でつくられる和菓子です。
1つずつ丁寧に細工が施された、まるで宝石のような和菓子。
15個入りで全ての味と形が異なっているというこだわりぶり。
優しく上品な餡が口の中でとろけます。
食べやすい一口サイズの和菓子は、大勢での宴会にも最適!
 
京都の名店が手がける銘菓「おとぎ草子」は、古くから伝わる掌編にちなんでつくった"掌菓"です。

おとぎ草子とは

 
「おとぎ草子」とは、室町時代から江戸時代にかけて成立した、短編の絵入り物語、及びそれらの形式です。
広義に室町時代を中心とした中世小説全般を指すこともあります。

『道成寺縁起』のように古典芸能の素材になったり『一寸法師』のように一般的な昔話として現代まで伝えられるものもあります。

 
それぞれが独立した短編の物語で構成されているおとぎ草子は、それぞれが独自の持ち味をもった物語。
 
それを和菓子で表現しようとしたのが、和菓子「おとぎ草子」です。
 
箱を開けた時のあの感動がこの「おとぎ草子」の素晴らしさです。
まるで宝石箱のようにかわいくて、美しい和菓子の数々…。

春は宴会などが多いですが、食事の後に、すべてが種類の違う一口大の和菓子、特に女性は大満足です。
 
おとぎ草子を宴会にもっていく人は、きっと物語の主人公になることができますよ。
posted by けんしろう at 13:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子屋

春の和菓子 栄誠堂 秩父芝桜サンド

洋風和菓子 秩父芝桜サンド

栄誠堂の秩父芝桜サンドをご紹介します。

蒸しカステラに生クリーム入りの桜餡をサンドした洋風和菓子です。

春の和菓子の定番、桜餡に生クリームを混ぜカステラにはさむという斬新なアイデアが活きた和菓子です。

洋風に感じますが、南蛮渡来のカステラは和菓子に入れられることがあるので、和菓子として楽しむことができます。

難しさは、カステラは水分を吸いやすく、余計な水分が入ると、カステラの美味しさは半減します。
しかし、桜餡はみずみずしさが必要で、このバランスが難しいところです。

和菓子の命、餡は水が大切ですが、余計な水はカステラに吸われてしまうので、極力抑えられています。

生クリームと桜餡は合うのかな?という気がしますが、そのあっさりの桜餡に生クリームのやわらかい味が混ざり、非常に優しい甘さになっています。

カステラと桜餡と生クリームのバランスを考えながら、あきの来ない甘さにしあがった和菓子です。
 
カステラは本来、砂糖を多い目に使用します。そのため、甘さが強くなりがちですが、そこをしっかりと計算され、甘さを抑えた和菓子となっています。

春の桜を感じながら食べる、秩父芝桜サンドもまた格別です。

posted by けんしろう at 01:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子屋

春の和菓子 菱餅(ひしもち)

菱餅

菱餅の意味

 
春の和菓子としては、菱餅もあります。

3月3日の桃の節句に雛人形とともに飾られます。

赤白緑の3色のものが多いのですが、地方によっては黄色などを加えたりして5色、7色になっている餅を菱形に切って重ねてつくります。
今の形になったのは江戸時代からです。

赤い餅は先祖を尊び、厄を祓い、解毒作用のある山梔子で赤味をつけ健康を祝うためであり桃の花をあらわしています。
白い餅は菱の実を入れ、血圧低下の効果をえて、清浄を表し、残雪を模しています。
緑の草餅は初めは母子草(ハハコグサ)の草餅であったが『母子草をつく』と連想され代わりに増血効果がある蓬を使いました。
春先に芽吹く蓬の新芽によって穢れを祓い、萌える若草を喩えました。

京都では、菱餅ではなく、引千切を使うこともある。
引千切(ひちぎり)とは、餅と餡で作られる和菓子の一つ。
その形からあこや餅とも呼ばれることもあります。

白餅を丸く伸ばしてくぼみを作り、その端の一カ所に引きちぎったような取っ手らしき形を添えます。
くぼみには餡を乗せます。

宮中で人手が足りない時に餅を丸める手間を惜しんで引きちぎったのが始まりと言われています。

餅は白餅に限らず、よもぎ餅などを用いることもあります。

京都の雛祭りには欠かせないとされる。

宮中で正月に食べられる菱葩餅が起源である説や、元は三角形であったが菱の繁殖力の高さから子孫繁栄と菱の実を食べて千年長生きをした仙人にちなんで長寿の願いを込め菱形にした説があります。

やはり、祝い事は、子孫繁栄や長寿を祝う意味が込められることが多く、その役割をになった和菓子の力に感心します。
和菓子には人を幸せにする力がある。そのちいさな和菓子に期待を込める日本人の風流を大切にしたいですね。

posted by けんしろう at 01:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年04月11日

春の和菓子 最中

和菓子お取り寄せ

最中

 
今回ご紹介するのは、おとりよせネットでも和菓子ランキング1位に輝いた、翁屋最中「きぬの夕月」です。
 
最中というのは、簡単な和菓子のようなイメージがあると思います。
 
最中というのは、簡単なようでいて非常に難しい和菓子です。

コンビニで売っているような最中も美味しいのですが、やはり和菓子屋さんの最中はレベルが違います。

最中の皮はパリパリでなければ美味しくないですが、中の餡はみずみずしさが求められます。
この矛盾しているような要求を満たす必要がある和菓子、それが最中です。

この要求を見事に満たしているのが、この「きぬの夕月」です。

一つ一つは、そんなに大きくはないのですが、この中の餡がみずみずしく、もう1個手が伸びそうになります。
餡の命は水であるということは、以前ご紹介したとおりですが、「きぬの夕月」の餡は粒餡で、水にこだわっている感があります。

外側の最中の皮はパリパリで中にはピカピカの大粒の大納言がゴロゴロはいっています。

大納言のつぶがあんこでくっついている状態です。
こしあんでないのは、やはりマメの食感とみずみずしさが、最中の皮とあっているからです。
瑞々しく、すがすがしい和菓子です。

やはり黒豆を問わず、豆といえば丹波。あずきも丹波のものは和菓子に非常に適しています。
 
さすがに丹波の盆地で育ったあずきは、大きく非常に味が濃いです。
 
ぷっくりとしてずっしりとして、水分が多く、上質な大納言あずきを是非和菓子好きの方に味わって欲しいと思いました。
 
届くときの包装も気を使っているようで、和菓子を包んでいるという雰囲気を上品に出している包装です。
 
まさに和菓子屋の気配りといったところでしょうか。

一人でゆっくり食べたくもあり、大勢で分け合って食べたくもある和菓子です。

最中の本当の美味しさを知ってほしいと思わせる一品です。

 

posted by けんしろう at 00:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | お取り寄せ
2008年04月10日

春の和菓子 銀座 銀のぶどう

洋風和菓子 銀のぶどう

 
「銀のぶどう」という店の名前は一度は聞かれたことがあると思います。
 
銀のぶどうのチョコレートは、今、バレンタインディの人気商品となっております。
 
株式会社グレープストーンにより出展された銀のぶどうは、80年代、いち早く<和の美意識を持つ洋菓子>の可能性に着目し、それまでになかっ た<西洋和菓子>というコンセプトを打ち出してオープンしました

自由な発想から誕生した、オリジナリティあふれる美味しさの菓子にいつでも出逢えるお店です。

ラインナップは、デザートやケーキなどの生菓子、クッキー・焼菓子などのご贈答・ お遣い物のギフトを数多くそろっています。

また、日本ならではの春夏秋冬の季節感を大事にし、
日本の旬の素材や風味を生かした季節の味や、行事限定の味も充実しています。
 
洋風和菓子のコンセプトのもとに、商品が多数用意されていますが、私がおすすめしたいのは、「かご盛り白らら」という商品です。
 
かごに盛られていますが、チーズケーキです。
 
このチーズケーキ、とにかくふんわり!それが最初の印象です。
初めて食べたときにはちょっと驚く食感です。
 
口に入れた途端クシュっとなってしまうこの感覚。
空気をたっぷり含んでいてムースみたい。
空気の泡をつぶさないよう丁寧に混ぜているのを想像してしまう。
舌の上で味わっていくと、溶けていくその滑らかさがよくわかります。
生クリームたっぷりで、優しいクリーミー、クセがありません。
 
外見は豆腐のように見えるのですが、スプーンですくうと、抵抗なくすくうことが出来ます。
 
洋菓子のチーズケーキを、和菓子の繊細な技術で仕上げたようなイメージです。
 
他のフルーツをのせて食べても、このチーズの柔らかさと少し甘みの強さが、うまくマッチすると思います。
 
この洋風和菓子の食感と味、一度ご賞味の価値はあるとおもいます。
posted by けんしろう at 00:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子屋
2008年04月09日

和菓子屋 駿河屋

京都の和菓子屋 駿河屋

京都の和菓子屋さんに、駿河屋さんという和菓子屋さんがあります。

このお店の和菓子は非常に美味しいのですが、特に抹茶系の和菓子に自身をもっている和菓子屋さんです。

駿河屋さんのモットーは、下記のようになっています。

「私ども宇治駿河屋は、商いをさせていただく上で一番大切な物は、
お客様が求めている御菓子を一生懸命造ることだと考えております。
またお客様の御菓子への要望の幅は非常に広く、
すべての人においしいと満足していただくことは不可能だとも思っています。
大切なことは御菓子づくりを家業とする宇治駿河屋の心構えであって、
自信のないもので商いを続けることは迎合だと考えています。
味へのこだわりを頑として守り続けてこそ、
今日まで宇治駿河屋を利用していただいたお客様の支持を得られるものと考えております。」

ここの人気の和菓子は、茶団子です。

ここの茶団子はホントに美味しいです。
私もいつも利用させて頂いていますし、お土産に持っていっても皆に喜ばれます。
日によって、だんごの固さや食感が違いますが、
やはり生ものなので、天気や気温に左右されて、味が変わります。

お茶の和菓子は、お茶の苦味を消してしまう程甘いものが多くありますが、
駿河屋さんの茶団子は、お茶の苦味がほんのり生きていて、後味にお茶の香りが残ります。

団子とはいっても、串にささっていないので、見た目が非常にきれいな和菓子に仕上がっています。

ほかには、茶の香餅等、抹茶の和菓子のメニューが多数あります。

すべてが、抹茶の香りが活きた和菓子となっており、おすすめの和菓子屋さんです。

インターネットでのおとりよせも出来るので、一度お試しされてはいかがでしょうか?

posted by けんしろう at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子屋

春の和菓子 生麩まんじゅう

生麩(なまふ)まんじゅう

 

「京みずは」の生麩まんじゅう

 
京都の「京みずは」という和菓子屋さんでは、生麩でつくったまんじゅう、生麩まんじゅうをつくっています。
 
その味は非常に洗練された、優しい味です。
 
和菓子に生麩?
 
「和菓子に生麩とはどういうことだ?」
 
「麩なんて味噌汁の具としてしか、食べたことがないぞ。」
 
という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、生麩まんじゅうはひそかなブームになっています。

そこで今回はその生麩まんじゅうについてご紹介します。

生麩とは?

禅僧がつくりだした「生麸」

千年の古都「京都」の禅寺で僧達が作り出した生麸は豆腐・湯葉とならんで、
貴重な植物性タンパク質でありました。
動物性の食品を使わない精進料理には欠かせない、健康を維持する大切な蛋白質です。

修行をする禅僧は肉体も日常生活で鍛えなければならず、タンパク質は不可欠の栄養素でした。

小麦粉からできる生麸、大豆からできる豆腐・湯葉、いずれも植物性タンパク質です。

これらは低カロリーで消化が良く、古くから日本人になじんだ、正に健康食品です。
生麸は、豆腐・湯葉ほどポピュラーではありません。
料理のバリエーションが少ないせいか、あまりお目にかかりません。
なかなか生麩の料理が紹介されないからかもしれません。

生麩まんじゅうは。

餡を包んだ和菓子となって初めて、気軽に、食べやすく成りました。
生麩のみずみずしさと、漉し餡の甘さのが、非常に相性がよかったためです。

豆腐・湯葉は和菓子にはなじみませんが、逆に生麸はまんじゅうとなって身近になりました。

生麸まんじゅうは以前より京都の麩屋さんでのみ、つくられて来ました。

生麸も漉し餡づくりも水が大量に要ります。

粒あんはどの店でも炊きますが漉し餡(こしあん)
は排水の関係もあり専門業者から仕入れがほとんどです。

漉し餡と生麩は両方とも水に自身のある和菓子屋さんでなければ、作ることができません。

自身のある和菓子屋さんのみが、この舌触りのよい生麩まんじゅうを作ることができます。
 
京都の和菓子屋さん、京みずはの生麩まんじゅう、おすすめです。

 

posted by けんしろう at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生麩まんじゅう

春の和菓子 よもぎ

和菓子の必需品 よもぎ

 
 
春の和菓子にはよもぎは欠かせません。

よもぎは、独特の香りがありますが、それを和菓子として食べれば、よもぎの美味しさを
存分に楽しむことができます。

よもぎを和菓子で楽しむには、独特の香りをむしろ引き出すように調理しなければならず、そこがまた難しいところです。

そこでまず、よもぎについて詳しく見てみましょう。

ヨモギ(蓬)は、キク科の多年草。別名モチグサ(餅草)。

地下茎はやや横に這い、集団を作る。茎は立ち上がり、やや木質化します。
葉は大きく裂け、裏面には白い毛を密生します。さわってみると、やわらかい毛のようなものを感じます。

夏から秋にかけ、茎を高く伸ばし、目立たない花を咲かせる。
目立たないため、よもぎの花を見た人はあまりいないでしょう。
セイタカアワダチソウと同様に地下茎などから他の植物の発芽を抑制する物質を分泌する。
この現象をアレロパシー(他感作用、allelopathy)と言います。
よもぎの周りにはあまり他の植物を見ないはずです。

灸につかうもぐさ(艾)は、葉を乾燥させ、裏側の綿毛を採取したものである。
葉は、艾葉(がいよう)という生薬で止血作用がある。

私は子どもの頃に、よもぎを干して、もぐさをつくったことがあります。

また、怪我をしたときには、近所のおばあさんがよもぎをつぶして、傷口に
塗ってくれた事を思い出します。

こうしてみると、非常に優れた植物ですね、よもぎって。

食用や薬用だけでなく、工事現場などでも使われます。
道路工事にヨモギを使用する例としては、山や斜面を切り崩して道路を作った際に、
雨水などで表土が流出しないように成長の早い低木のアカシア
(一般に見られるアカシアおよび、ハチミツのアカシアはニセアカシアのこと)や、
草の種などを混ぜた土を吹きつけます。
ヨモギは成長が早く、多年草であるため地上部が枯れても残った株が生きており
土壌の固定に適しているのです。

このように生命力豊かなよもぎを美味しく食べられる和菓子は、非常にすぐれものですね。

よもぎ餅、よもぎ団子、草餅など、和菓子はよもぎなしでは語れません。

 

posted by けんしろう at 01:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | よもぎ
2008年04月08日

春の和菓子の果物

イチゴ大福のイチゴについて

春の和菓子の人気者イチゴ大福のイチゴについて、詳しく見てみましょ。
 
イチゴ(苺、Fragaria)はバラ科の多年草。
日本には、江戸時代後期にオランダから渡来した。このためオランダイチゴとも呼ばれます。

現在の栽培種はオランダイチゴであり標準和名となっています。
一般にストロベリーといえばオランダイチゴを指します。
オランダイチゴはオランダの農園でバージニアイチゴとチリイチゴの交雑によってつくられました。
一方で栽培種と区別するために、野生種をヘビイチゴやワイルドストロベリーと呼ぶこともあります。
ヘビイチゴ自体はとても美味しいものですが、やはり野生の味のようなものがあります。

食べるところは花托の発達したものであり、
表面に・布する粒粒がそれぞれ果実です。
このような形態をとるものをイチゴ状果といいます。
独特の芳香があり、属名の由来にもなっています。
イチゴの香りはみなさん好みますよね。
・鹸とか、香水などにも使われます。
 
と思ったら、やはり、属名のFragariaはラテン語で「香る」の意。

ビタミンCが豊富である・、抗酸化物村として知られるポリフェノールの一種である
アントシアニンを含む。生食の・、ジャムに族孫されることも多く含まれます。

受精すると花托の肥大が始まるが、一部受精していない雌しべがあるとその部位の肥大が弱くなってしまいます。

したがって形の整った果実をつくるためには、全ての雌しべが受粉するようにすることが大切になります。
最近の受粉の作業はビニールハウス内にミツバチを放して行わせています。
流通しているイチゴの多くはハウス栽培によるものです。
 
だから一年中食べることができます。
 
でも、旬のものには旬に食べる美味しさがあります。
 
和菓子にイチゴはあわないと思っていたこともあったのですが、
まったくの勘違いでしたね。
 
一つ損をしないですみました。
posted by けんしろう at 07:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | いちご
2008年04月07日

和菓子 京菓子

京菓子のうまさ

 
和菓子といえば、京都から発展したとのイメージが強いと思います。

京都の和菓子は、宮中や公家、寺社、茶家におさめたり、
特別なお祝いのためにあつらえる「上菓子」、
ふだんに食べる「おまん(饅頭の略)」や「だんご」「餅菓子」にわけられます。

前者をつくるものを菓子匠、御菓子司などと称し、
後者をつくるものを「おまんやさん」「おもちやさん」と呼んびました。

「○○餅」という店でも、饂飩(うどん)・寿司・おはぎがだされるところが現在もある。
現代ではその区分もあいまいになってきている。

上菓子は、お供え菓子や、茶道の菓子として洗練した発展をとげ、
ふだんの菓子も年中行事ごとに様々なものが食べられた経緯から多彩に展開した。

こなし、きんとん、求肥(ぎゅうひ)、くずなどの材料が使われます。

また作る過程では、蒸す、焼く、こねる、混ぜるなどの工程にも高度な技術があります。

上菓子は美的にも洗練されており、材料選び、製造工程などすべてに、高度な技術が必要です。
繊細な感覚と確かな技術でつくられますが、ただ、その製法および感性は菓子店、
職人によって千差万別であり、微妙な違いがそれぞれの個性になっています。

その違いが人気の秘訣でもあります。


その伝統が今日の京菓子に反映されている。

 

posted by けんしろう at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
2008年04月06日

春の和菓子 コーヒーの友

和菓子がコーヒーに合う


和菓子がコーヒーにあうといったら驚く人がいらっしゃるかもしれません。
 
そんなの絶対無理、コーヒーと和菓子があうはずない、という人もいらっしゃるかもしれませんね。
 
意外かもしれませんが、私は、和菓子にコーヒーがまったく合わないのではないと思っています。
 
ただ、日本茶、抹茶のほうがよりあうということだと思います。
 
そこで、コーヒーにも日本茶にもあう和菓子というものはないかと、いろいろ探しました。
 
やはり日本茶と同じくらい合うものは少ないですが、ありました。
 
それは、干菓子です。
 
 
干菓子は、型物の一つです。
 
「型物」とは木型などに入れてお菓子の型にした物を言います。
 
和三盆糖の和菓子の用途の多くの場合がこの干菓子の材料として使用されてきました。
 
そして、理想の干菓子は、つなぎなどを一切使っていない、和三盆糖のみで作られたものです。
 
干菓子には、つなぎや着色料が使われているものが多いですから。
 
和菓子の中でも、和三盆のみで出来た干菓子は、ほのかで優しい甘みが特徴です。
 
干菓子を口に入れ、コーヒーを含んで、干菓子を溶かしながら食べる。
 
和三盆の甘さ、コーヒーの苦さが絡み合いながら、最高の口どけを演じてくれます。
 
もちろん日本茶にもあいます。
 
この場合は、コーヒーもそれに負けずに和三盆を引き立たせていると思います。
 
和菓子とコーヒー、悪くない組み合わせです。
 
きっと他にも良い和菓子の組み合わせがあると思います。
 
見つけたときには、発表したいと思います。
 
posted by けんしろう at 20:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

和菓子 花びら餅

京都の正月 花びら餅

 
はなびら餅とは、京都でお正月にだけいただく伝統の和菓子の一つで、柔らかいお餅に京都のお雑煮に見立てた白味噌のあんをごぼうと共に求肥で包んである和菓子です。
 
 
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜のときに使うことを許可され、新年のお菓子として使われるようになり、全国の和菓子屋でも作られるようになりました。
 
初釜とは年初にお茶を入れるときのことですね。
 
ごぼうを包むのは、一説に、この花びら餅が裏千家初釜の「菱葩(ひしはなびら)」を和菓子として作ったものであるからだと言われています。
 
「菱葩」は丸く平らにした白餅に、赤い小豆汁で染めた菱形の餅を薄く作って上に重ね、柔らかくしたふくさごぼうを二本置いて、押し鮎に見立てたものです(鮎は年魚と書き、年始に用いられ、押年魚は鮨鮎の尾頭を切っ取ったもので、古くは元旦に供えると『土佐日記』にあります)。
 
 
初めはつき餅でしたが、最近は求肥となっています。

和菓子にごぼうと思うかもしれませんが、そのごぼうも程よい柔らかさで、まったく抵抗なく食べることができます。
 
京都の正月に公家のみが食べるとされてきた伝統の和菓子、花びら餅は春の和菓子としてふさわしいものです。
 
なかなか口にする機会の少ない和菓子です。
 
裏千家の初釜に使う和菓子ですから、その味の上品さとお茶との相性を存分に楽しめる和菓子、春の和菓子としておすすめです。
posted by けんしろう at 18:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類

和菓子屋 モチクリーム

モチクリーム


和菓子屋モチクリームをご存知ですか?
 
コムサストアが展開しているスイーツショップで『MOCHICREAM』、
というお店で販売されている和菓子のことです。
 
moti_image_070717.jpg 
わたしはキャラメルプリンという種類のものを会社の人にいただきました。
 
餅の中に、キャラメルプリンのクリームが入っており、薄皮の餅と非常に相性がよかったです。
 
餅は冷たくしてあり、ちょっとアイスのような食感でした。
 
解凍して食べるのでそう感じるのでしょうか?
 
見た目はアイスの「雪見だいふく」そっくりです。
 
春の和菓子としては、桜のフレーバーのモチクリームがあります。
 
種類は24種類と豊富にあり、好きなものを選んで食べることができ、また大勢呼ぶなどのときには、何種類も買っていくと楽しむことができます。
 
一つ157円とこれも手ごろな値段ですね。
 
冷やして食べるという、新感覚のジャパニーズスイーツです!

和菓子でも洋菓子でもない“バラエティー大福”というのがキャッチフレーズのようです。
 
全国冷凍で配送するそうです。
 
また季節の商品を発売するようなので、季節ごとに楽しむのもいいですね。
 
春の和菓子としても楽しめるモチクリームはお勧めです。
 
http://www.mochicream.com/(現在準備中)
 
posted by けんしろう at 11:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子屋

春の和菓子 さくらんぼ

春の和菓子にさくらんぼ

春の和菓子にさくらんぼのお菓子が少ないのはなぜでしょう?
 
何か理由があるのでしょうか?
 
よくあるのは、やわらかいぷるぷるゼリーにさくらんぼを入れたものですね。
 
あれは本当に冷やして食べると美味しいです。
 
ただ、あれ以外になかなかないような気がするのですが・・・
 
さくらんぼそれ自体で大変おいしいから作る人がいないのでしょうか?
 
個人的には、大福の中に入れてもおいしくいただくことができると思うのですが。
 
まあさくらんぼは非常に高価なものですから、そのまま食べるのがいちばんなのでしょうかね。
 
1箱10000円とかの値段で果物屋においてありますからね。 
 
さくらんぼを使った和菓子としては、名古屋の和菓子屋さんがつくっている
「おほほっさくらんぼ」というものがあります。
 
程よい酸味と独特の食感を持つ最高品質の
山形産さくらんぼ(佐藤錦)を使用し、この厳選したさくらんぼを柔らかな羽二重餅で包み込まれています。
 
「佐藤錦」は糖度が高く、甘さ充分、そして酸味とのバランスが抜群に良い品種です。
赤く色づいた果実は甘さが濃く、プリップリのさくらんぼが
口の中で弾ける食感はたまらない美味しさです。
大粒のさくらんぼになるほど、果肉が厚く果汁タップリ、
甘さの中にほどよい酸味が加わったジューシーな食味が佐藤錦の特徴です。
これは美味しいですのでおすすめです。お取り寄せも出来ます。
 
発売は6月からのようですが・・・
 
春の和菓子にふさわしいさくらんぼの和菓子がどんどんでてくるのを期待しています。
 
posted by けんしろう at 02:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類

和菓子でこどもの日 柏餅

春の和菓子 柏餅

 
やはり、柏餅も春の和菓子に入るのでしょう。
柏餅(かしわもち)は、平たく丸めた上新粉の餅を二つに折り、間に餡をはさんでカシワ又はサルトリイバラの葉などで包んだ和菓子である。餡の種類は、粒餡、漉し餡のほか、みそ餡がポピュラーです。
 
5月5日の端午の節句の供物として用いられますよね。
カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、子孫繁栄(家系が途切れない)という縁起をかついだものということで使われています。
 
柏餅にこのような来歴はありますが、四国地方などの関西圏以南では、カシワの葉が、自生していないなどの理由により手に入りにくいため、サルトリイバラ(サンキライ)の葉で作られている事が多いです。
柏餅の餅には、通常上新粉が使われます。
上新粉(上粉、じょうしんこ)は、うるち米を加工した粉です。
精白したうるち米を洗って乾燥させた後、少量の水を加えて製粉してふるいわけしたもので、主に製菓材料として使用されます。

非加熱の材料であり、製品にするには加熱の過程が必要となります。
目の粗いものを新粉(粉、しんこ)・並新粉(並粉)、細かいものを上新粉(上粉)、
更に細かいものを上用粉(じょうようこ)とわけられます。
柏餅は細かいものが使われ、舌触りが滑らかに仕上げられます。
 
また、中のあんは水が大切で、水が悪ければ、あんもだめです。
和菓子の難しさですね。
 
子どものころ、5月に柏餅を出してもらったときは、嬉しかったものです。
いまでこそ、年中コンビニで買うことができる柏餅ですが、昔は5月5日ぐらいしか食べられなかったことを覚えています。
 
和菓子のなかでは、比較的誰でも知っている柏餅ですが、上記のような理由のことはあまり知られていません。
 
いろんな願いが込められた和菓子である美味しい柏餅、このようなことを知って食べるとまた格別の味になるかもしれませんよ。
posted by けんしろう at 01:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類

春の和菓子の「和菓子」とは?

和菓子とは何か?

春の和菓子の「和菓子」とは、日本の伝統的製造法で作られた菓子のこと。
 
明治時代以降にヨーロッパなどから新しく日本に入ってきた洋菓子に対して使われる言葉です。
 
遣唐使によって伝来した唐菓子や、宣教師によってもたらされた南蛮菓子も和菓子に含めます。カステラや金平糖などですね。
 
洋菓子、ケーキやチョコレートなどはとても美味しいものですが、和菓子には洋菓子にはないよさがあります。
 
和菓子は、日本茶や抹茶のお茶請けとして食べることが多いので、甘いものが多く、そして、観賞用としても期待されるため、芸術的に作られます。
和菓子は季節感をも表現しています。
 
春の和菓子は春のうららかさを、夏の和菓子は夏に求める清涼感を表現しています。
 
その芸術性ですが、和菓子職人の見事な手さばきがテレビなどで放映されると、その鮮やかさに圧倒されます。
 
芸術性は洋菓子にはなかなかないものですね。
 
原料に砂糖を用いるようになったのは近世以降です。
 
それ以前は和三盆で甘みを出していました。
 
和三盆糖とは、徳島と香川県の一部で現在も栽培されている
在来品種である「竹糖」(通称、細黍とも言う)と呼ばれる砂糖黍を
原材料に、現在も機械等をあまり使うことなく作られている
数少ない国内産の砂糖です。
 
和三盆は、容易には白砂糖が手に入らない江戸時代、その独特の風味と程よい甘さによって、和菓子の発展に貢献したと言われます。
 
甘みの違いは、砂糖黍の種類の違いにあります。和三盆は竹糖で作られます。
 
また、砂糖を用いるようになる以前における、もっとも甘い嗜好品は柿であったことから、和菓子の甘みは柿を超えてはならないということも言われます。
 
和菓子の芸術性、繊細さはそういう時代背景にも影響を受けています。
posted by けんしろう at 01:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子とは?

春の和菓子は花見団子

花見にもっていこう

春はなんと言っても花見。春の和菓子、花見団子はやはりはずせませんね。
 
桜の木は日本全国に広く見られ、その花は春の一時期にある地域で一斉に咲き、
わずか二週間足らずという短い期間で散るため、毎年人々に強い印象を残し、
日本人の春に対する季節感を形成する大事な因子となっています。
その開花期間の短さ、そしてその花の美しさは、しばしば人の命の儚さになぞらえられます。
そのためか、古来、桜は人を狂わせるといわれ、
実際花見の席ではしばしば乱痴気騒ぎが繰り広げられることもあります。
一方で花を見ながら飲む酒は花見酒と呼ばれ、風流だともされます。
陰陽道では、桜の陰と宴会の陽が対になっていると解釈されます。
陽だからドンちゃん騒ぎもあり、とされるのでしょうか?
近所の迷惑にはならないようにしなければなりません。
 
その花見にもっていく花見団子は、基本的に3色です。
桜色は桜を表わして春の息吹きを、

白は雪で冬の名残りを、

緑はヨモギで夏への予兆を表現しているそうです。
 
他には、みたらし団子やゴマ団子など、とても美味しい団子がたくさんありますが、この時期に食べるから美味しい花見団子、春の和菓子には重要なお菓子です。

花見といえば、酒やつまみだけを持っていく人が多いですが、春の和菓子、花見団子をもっていくと、すこしセレブになったような気になるのが不思議です。
 
和菓子には上品に感じさせるようなものがあります。
 
花見団子もなんとなく上品さを兼ね備えているような気がします。
 
花見団子ってなんだか味が薄いような気が、子どもの頃にしていました。
 
でも桜の下で食べると、その薄味がいいんだなって最近思うようになりました。
 
「花より団子」の意味が少しわかったような気もします。

三色に意味が込められた花見団子、花見にはやはりかかせませんね。
 
posted by けんしろう at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類

春の季節 桜餅

桜餅のおいしさ

春の和菓子の代表ともいえる桜餅(さくらもち)は、桜の葉を用いた和菓子の一つ。
 
桜色に色づけされた生地で小豆餡を包み、塩漬けした桜の葉で包んだ餅菓子です。
 
桜の葉で包むことでその香りを生地に移して桜の風味を楽しめます。
 
春の和菓子の桜餅は有名ですが、それには、関西風関東風の二つがあるのをご存知でしょうか?
 
  • 関東風(長命寺餅):小麦粉あるいは白玉粉の生地を焼いた皮で、餡をクレープ状に巻いたもの。
  •  
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  • 関西風(道明寺(餅)):糯米を蒸かして干し、粗めに挽いた粒状の道明寺粉を用いた皮に、饅頭のように餡を包んだもの。 
  •  
    doumyou.jpg

     それほど気にして食べていなかったのですが、そういわれてみれば2種類のものがありますね。
     
    桜の葉をそのまま食べる人、はずして食べる人などの違いもあります。
     
    旬の今食べるのが美味しい、桜餅、やはり春の和菓子の代表ですね。
     
    posted by けんしろう at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類

    よもぎ餅

    春の和菓子 美味しいよもぎ餅

    春の和菓子の一つは、やはりよもぎを使ったお菓子ですね。
     
    よもぎは春に大きくなって、良い香りを出します。
     
    よもぎ餅、よもぎ団子など、よもぎを使ったお菓子は大変美味しいです。
     
    春の和菓子でおいしいよもぎ餅ですが、その香りを引き出すには、一つのコツのようなものがあるようです。
     
    よもぎを湯に通して、小さくきざんだ後に餅にいれるのですが、まずその時には、よもぎの葉の部分を手でつまんで取り、その部分だけを使います。
     
    お湯には重曹を加えたものを使うのが良いですが、なければ普通のお湯で十分です。
     
    よもぎをさっとお湯で茹でたあと、冷水にとってアクを抜きます。
     
    後は包丁で刻んで、すり鉢ですりおろしておきます。
     
    よもぎを餅に入れるタイミングは、餅がつきあがった後に入れます。
     
    こうすることで、よもぎの香りを最大限に引き出すことができます。
     
    よもぎの香りは、独特ですが、和菓子になるときには、この香りが命です。
     
    熱を加えすぎると、香りが飛んでしまうため、そこの時間の配分が難しいものです。
     
    このタイミングが、和菓子屋さんの個性を出させているのです。
     
    春の和菓子、よもぎ餅はよもぎの香りを最大限に活かしたものを食べたいですからね。
     
    見極めは、やはり、鮮やかな緑でしょう。
     
    熱を加えすぎると、よもぎの鮮やかな緑は飛んでしまうものです。
     
    鮮やかな色で、見た目を楽しむことができ、そして、口に入れたときに、香りと味を楽しめます。
     
    よもぎ餅のすべてを楽しみたいものです。
     
    posted by けんしろう at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
    2008年04月05日

    春の和菓子 NO1

    春の和菓子の人気者

    春の和菓子の季節です。

    春の今しか食べられない和菓子もたくさんあります。

    春の和菓子はいろいろありますが、一番の人気はやはり、イチゴ大福でしょうか?
     
    2-4_top02.jpg

    私もイチゴ大福は大好きです。

    今日はイチゴ大福のレシピをご紹介します。

    1.  イチゴは汚れをふき取り、ヘタを取ります。イチゴが大きい時は、
    少し切って大きさを揃えておきます。あんで、イチゴを包んで丸めておきます。

    2. 求肥を作ります。ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えて混ぜます。
    ダマなくなめらかになったら、砂糖を加えて混ぜます。蒸し器に固く絞ったさらし布を敷き、
    たねを流します。蓋をして、強火で15分蒸します

    3.  (2)を鍋に移し、弱火にかけます。固さをみて、調節用の水を少しずつ加えながら
    ヘラで練り、求肥に透明感が出て、ヘラですくうと長くのびるようになるまで練り混ぜます。

    4.  片栗粉を広げたバットなどに、(3)の求肥をあけます。全体に片栗粉をまぶます。

    5.  手に取れる熱さになったら、求肥を丸く広げ、
    (1)のあんとイチゴを包みます。くっつかないように片栗粉を敷いた器にのせます。

    これが、春の和菓子の人気者、イチゴ大福の作り方です。

    お店で買うのももちろん美味しいですが、自分で作ったイチゴ大福

    はまた格別ですよ。

    posted by けんしろう at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類