和菓子の中でも特に美味しいとされる日本三大銘菓をご存知でしょうか?
一つは「山川」一つは「長生殿」そしてもう一つは「越乃雪」です。
今回は越乃雪について考えていきたいと思います。
越乃雪は高杉晋作が亡くなる前にそばにあった和菓子のようです。
長州藩の高杉晋作は亡くなる10日ほど前に、今年の雪見はできないからと、見舞いにもらった「越乃雪」をそばに置いてあった松の盆栽にふりかけて雪見をしたという。
この菓子は安永7年(1778)、長岡藩9代藩主牧野忠精が病で伏されていた時、城下の大和屋が献上したところ、食欲が進み病が完治したそうです。
忠精は大層喜ばれ、「天下に比類なき銘菓である。吾ひとりの賞味では勿体無い。これを藩の名産とすべし」と、「越乃雪」の名を贈りました。
越後の美味しい餅米と、四国阿波の国特産の和三盆糖を原料とした高貴な味わいは、やがて日本三大銘菓といわれるようになりました。
口の中でスーッととけるさまは春の淡雪のようです。
かむ必要もないほどに、口の中ではらはらと崩れていき、和三盆の上品な甘さが口の中を包みます。
中に空気がたくさん含まれているため、このようにはらはらと崩れるのです。
空気をたくさん含むお菓子というのは、アイスクリームが有名ですね。
口の中でとろけるアイスクリームは、空気の含有量が豊富です。
しかし、和菓子でこの食感は少し驚きます。
さすが、三大銘菓の一つです。