春の和菓子 大特集: 日記



2008年06月15日

砂糖を使い分ける和菓子

和菓子も近頃は砂糖が比較的簡単に手に入るようになったので、甘さを簡単に調節できるようになりました。

昔は砂糖は高級なものだったため、一般庶民はなかなか口にすることができませんでした。

したがって昔のお菓子の甘さの基準は果物だったということです。

その果物もなかなか手に入らなかったのですが。

ここでは砂糖を少し解説してみたいと思います。

上白糖(じょうはくとう)

どのご家庭にもある、最も一般的に使われている砂糖です。

スーパーなどでもおそらく袋で売られていると思います。

日本では全砂糖使用量のうち半分が上白糖といわれています。

和菓子ではお菓子の生地や焼物、押物など、何にでも使います。 

中白糖(ちゅうはくとう)

上白糖よりも純度がやや低い砂糖。

黄味を帯び、甘さが上白糖よりも少し強いので、和菓子屋さんでは、みたらしのタレや蜜に使います。

あまり一般的には流通していません。

黄色を帯びているために、あまり売れないのでしょうか? 

三温糖(さんおんとう) 

黄褐色をした砂糖で、特有のクセと香りを持っているので、和菓子屋さんでは冷やしあめなどに使います。

基本的には中白糖と同じですが、より純度が低く、強い甘さとコクがあります。

三温糖もあまり売られているのと見ないと思います。

黒砂糖(くろざとう)

さとうきびの汁をそのまま煮詰め、砂糖にしたもので、濃厚な甘さと、強い風味があります。

栄養価の面では一番優れた砂糖です。

古くから生産されてきた沖縄には17世紀の初めに、中国・福建省から伝わったといわれています。

黒砂糖は純度が低いので虫がわきやすく、日持ちがしません。

昨今の日持ちのする菓子の需要から、なかなか使用しづらくなってきています。

黒糖まんじゅう、黒蜜、かりんとう、飴など、クセを生かしたお菓子に利用します。

最近では健康の面から、黒砂糖の需要も上がっているようです。

上白糖とならんで黒砂糖はスーパーやコンビニなどでも見ることができます。


このように今では、いろんな砂糖を手にすることができます。

他にも和三盆などの砂糖もあります。

和菓子の甘さはこのように砂糖の特徴にあわせて使い分けられているのです。

posted by けんしろう at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
2008年05月25日

和菓子の三大銘菓って?

越乃雪
 
和菓子の中でも特に美味しいとされる日本三大銘菓をご存知でしょうか?

一つは「山川」一つは「長生殿」そしてもう一つは「越乃雪」です。

今回は越乃雪について考えていきたいと思います。

越乃雪は高杉晋作が亡くなる前にそばにあった和菓子のようです。

長州藩の高杉晋作は亡くなる10日ほど前に、今年の雪見はできないからと、見舞いにもらった「越乃雪」をそばに置いてあった松の盆栽にふりかけて雪見をしたという。

この菓子は安永7年(1778)、長岡藩9代藩主牧野忠精が病で伏されていた時、城下の大和屋が献上したところ、食欲が進み病が完治したそうです。

忠精は大層喜ばれ、「天下に比類なき銘菓である。吾ひとりの賞味では勿体無い。これを藩の名産とすべし」と、「越乃雪」の名を贈りました。

越後の美味しい餅米と、四国阿波の国特産の和三盆糖を原料とした高貴な味わいは、やがて日本三大銘菓といわれるようになりました。

口の中でスーッととけるさまは春の淡雪のようです。

かむ必要もないほどに、口の中ではらはらと崩れていき、和三盆の上品な甘さが口の中を包みます。

中に空気がたくさん含まれているため、このようにはらはらと崩れるのです。

空気をたくさん含むお菓子というのは、アイスクリームが有名ですね。

口の中でとろけるアイスクリームは、空気の含有量が豊富です。

しかし、和菓子でこの食感は少し驚きます。

さすが、三大銘菓の一つです。


 

posted by けんしろう at 01:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
2008年04月26日

和菓子 団子の雑学

団子について

 
和菓子でもポピュラーな団子の材料をみなさんはご存知ですか?
団子の材料は、米の粉です。
米の粉に水やお湯を加えてこねて、蒸したり茹でたりしてできた餅を小さくまるめた和菓子です。
砂糖を加えて甘味をつけたものが多いですが、元々は保存食である為、醤油で味付けして食べるために砂糖を加えないものもあります。

小豆の餡や砂糖醤油餡、黄粉をつけたり、汁粉やみつまめに入れたりして食べるのが代表的です。
材料は他にも地方によっては小麦粉やキビなどの穀物粉を使うものもあります。

団子は和菓子として今は食べられますが、もともとは保存食です。
どのように保存するのか?
できたての団子はデンプンが糊化してαでんぷんになっています。
そのためできたての団子は柔らかいですが、時間がたつにつれてでんぷんが老化してβでんぷんになるため硬くなります。
かたい団子はたべられたものではありません。
これを予防するには蒸した段階で砂糖を入れることと、よくつくことです。
これにより日持ちをする団子になります。
他にも山芋を入れるとよいとされています。
山芋の入った団子は柔らかくてまた普通の団子と違って美味しいものです。
 
ただし、砂糖を効かせ過ぎるのはのちに甘い餡をかけた時にはくどい味に、甘くない味付けにした場合にはそれと相反する味になってしまうので、配慮が必要です。
和菓子の有名人、団子。
団子の知識は深まりましたか?
 
団子は皆さんが知っている和菓子です。
団子について知ると、和菓子の世界が広がりますよ。
posted by けんしろう at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
2008年04月07日

和菓子 京菓子

京菓子のうまさ

 
和菓子といえば、京都から発展したとのイメージが強いと思います。

京都の和菓子は、宮中や公家、寺社、茶家におさめたり、
特別なお祝いのためにあつらえる「上菓子」、
ふだんに食べる「おまん(饅頭の略)」や「だんご」「餅菓子」にわけられます。

前者をつくるものを菓子匠、御菓子司などと称し、
後者をつくるものを「おまんやさん」「おもちやさん」と呼んびました。

「○○餅」という店でも、饂飩(うどん)・寿司・おはぎがだされるところが現在もある。
現代ではその区分もあいまいになってきている。

上菓子は、お供え菓子や、茶道の菓子として洗練した発展をとげ、
ふだんの菓子も年中行事ごとに様々なものが食べられた経緯から多彩に展開した。

こなし、きんとん、求肥(ぎゅうひ)、くずなどの材料が使われます。

また作る過程では、蒸す、焼く、こねる、混ぜるなどの工程にも高度な技術があります。

上菓子は美的にも洗練されており、材料選び、製造工程などすべてに、高度な技術が必要です。
繊細な感覚と確かな技術でつくられますが、ただ、その製法および感性は菓子店、
職人によって千差万別であり、微妙な違いがそれぞれの個性になっています。

その違いが人気の秘訣でもあります。


その伝統が今日の京菓子に反映されている。

 

posted by けんしろう at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記