春の和菓子 大特集: 和菓子の種類



2008年09月24日

よもぎ餅

春の和菓子 美味しいよもぎ餅

春の和菓子の一つは、やはりよもぎを使ったお菓子ですね。
 
よもぎは春に大きくなって、良い香りを出します。
 
よもぎ餅、よもぎ団子など、よもぎを使ったお菓子は大変美味しいです。
 
春の和菓子でおいしいよもぎ餅ですが、その香りを引き出すには、一つのコツのようなものがあるようです。
 
よもぎを湯に通して、小さくきざんだ後に餅にいれるのですが、まずその時には、よもぎの葉の部分を手でつまんで取り、その部分だけを使います。
 
お湯には重曹を加えたものを使うのが良いですが、なければ普通のお湯で十分です。
 
よもぎをさっとお湯で茹でたあと、冷水にとってアクを抜きます。
 
後は包丁で刻んで、すり鉢ですりおろしておきます。
 
よもぎを餅に入れるタイミングは、餅がつきあがった後に入れます。
 
こうすることで、よもぎの香りを最大限に引き出すことができます。
 
よもぎの香りは、独特ですが、和菓子になるときには、この香りが命です。
 
熱を加えすぎると、香りが飛んでしまうため、そこの時間の配分が難しいものです。
 
このタイミングが、和菓子屋さんの個性を出させているのです。

春の和菓子、よもぎ餅はよもぎの香りを最大限に活かしたものを食べたいですからね。
 
見極めは、やはり、鮮やかな緑でしょう。
 
熱を加えすぎると、よもぎの鮮やかな緑は飛んでしまうものです。
 
鮮やかな色で、見た目を楽しむことができ、そして、口に入れたときに、香りと味を楽しめます。
 
よもぎ餅のすべてを楽しみたいものです。
 
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2008年06月18日

和菓子 大福の魅力

大福は和菓子の中でも最も有名な和菓子といってよいでしょうか。

大福は、小豆でできた餡を餅で包んだ和菓子の一種です。

大福餅(だいふくもち)ともいいます。

餅はきめ細かくつかれているものを使い、餡の量は餅と同量以上であることが多い。

餅に豆やヨモギを加えたものや、餡の代わりにイチゴやカスタードクリームを入れたものなどさまざまなバリエーションが存在します。
 
カフェオレの大福なども最近は人気です。

そのまま食べることが多いが、好みによって焼いたり、汁粉に入れたりする。

四国では雑煮に大福を入れるところもあります。

大福は当然ですがきめの細かい餅と、餡が命です。

和菓子屋では、きめの細かい餅は二度つくことで細かくすることがあります。

そして餡はやはり和菓子屋の命であり、その店独特の味を持っているものです。

大福はとても基本的な和菓子ですが、和菓子屋の味を見抜かれてしまう和菓子ともいえますね。

大福を自宅で作ることもあります。

子どものころ、正月の餅に餡を入れてくれと親に頼んだ記憶が懐かしいです。

大福を自宅で作る際は、餅に砂糖を混ぜておくと硬くなりにくくなります。

しかし効かせ過ぎると、餡の甘さと一緒になってくどくなるので注意が必要です。

工場で生産され、流通経路を介して販売される製品も同様の傾向があります。

ときどきくどい大福が市販のものでありますが、それは砂糖が多いのです。

大福餅は、腹持ちがよいことから腹太餅(はらぶともち)、大腹餅(だいふくもち)と呼ばれていたものが、吉字を使った大福餅に変化したということです。

大きな福が来る餅、大福餅は食べているときは確かに福を感じることができますね。

和菓子の不思議な力、食べる人を幸せにする力は大福にもあります。

posted by けんしろう at 23:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年06月18日

ねりきりで和菓子「上生菓子」

ねりきりとは、練り物の一種で上生菓子といわれるもので、和菓子の代表的なお菓子です。

あんを作るとき、よく錬ることが名称の由来。

白あんに砂糖を加え火にかけてよく錬り、つなぎにみじん粉、ぎゅうひなどを加えて作った錬り切りあんをいろいろな形に彫刻した木型に押し付けたり、細かい手細工をして造形的な美しさを出します。

また、山芋を蒸して裏ごしした後、砂糖を加えて練り上げる「薯蕷(じょうよ)練切」という種類のねりきりもあります。

色彩も豊かで四季の感じを盛り込んだものが多く、古くから祝儀や茶の湯の菓子として用いられたきました。

普通のねりきりはそのまま細工物に仕上げられます。

そして薯蕷ねりきりはそのまま使用するほかに、ねりきりに加えてつなぎに使うなど広い用途で用いられます。

和菓子職人がいろんな形に見事にねりきりを変えていくところなどをテレビなどで見ることがあります。

その鮮やかな手つきはまさに芸術といえるものです。

その高い技術から生まれる上生菓子は、和菓子を芸術にまで引き上げた、昔の人の努力を感じることができます。

お茶の席で、出てくるお茶菓子、それが上生菓子であったときには、少し嬉しくなります。

和菓子は味はもちろん、見た目も重視していることがこのねりきりの上生菓子で分かります。

お茶席で楽しまれるように、「上生菓子」は季節にふさわしい趣を取り入れ、五感全てで味わうことが出来る繊細なお菓子です。

その意味では季節と共にあり、季節を感じる和の心をよく表現するものといえるかもしれません。

季節をかたどる上生菓子は、本当に四季を感じさせてくれます。

ねりきりから作られる上生菓子、今一度日本の芸術として感じてみてはいかがですか?

posted by けんしろう at 01:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年06月02日

和菓子 水菓子としてのくず餅

水菓子とは以前おはなししたように果物のことです。

昔の漢語では「菓子」は果物のことだったようです。

のちのち食事以外に食べるものを「菓子」と呼ぶようになったので、果物を特別に水菓子とよんだのです。

そして現在は和菓子の中のジャンルの一つのように考えられるようになりました。

水ようかんやゼリーのようなものですね。

最近は夏も近いので、このようなみずみずしい和菓子も美味しくいただけます。

またくず餅も水菓子にくわえられますね。

くず餅はふるふるしていて、夏の暑い日には最高の和菓子です。

色は透明〜半透明で、ぷるんとした独特の食感があります。

そして透明な生地に餡を包んだものは水(葛)饅頭と呼ばれ、涼しげな見た目から夏の菓子として人気があります。

江戸後期からは、小麦粉を発酵したものから作られた菓子も葛餅とよばれるようになりました。

東日本では小麦粉からできている物が多く、西日本では本葛からできている物が多い。

やはり私は本葛からできているくず餅が好きです。

もちろん小麦粉でできたくず餅も大変美味しいです。

夏に透き通ったくず餅は清涼感をわれわれに与えてくれます。

和菓子にはそれぞれ意味がありますが、このみずみずしいくず餅は存在が涼しさをあらわしますね。

水菓子という言葉も、意味が広がりました。

和菓子のなかの水菓子といわれるものは、人に清涼感を与えてくれます。

季節の和菓子として、人に送るとき、お客様を迎えるときなどに最高ですよ。

posted by けんしろう at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年05月22日

和菓子 水ようかん

水ようかんを楽しもう
 
 
もうすぐ初夏。
初夏の和菓子といえば、やはり水ようかんを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
よく冷やした水ようかんは夏には最高の和菓子ですね。

ようかんも美味しい和菓子ですが、季節にあった和菓子というものは、季節自体を味としているかのように美味しいです。
夏の水ようかん、フルフルのゼリー、葛きり、冷やし蕨餅などが夏の和菓子でしょう。
日本の湿気の多い夏に、水ようかんなどの和菓子は心を和ませてくれます。

もちろんアイスクリームやカキ氷なども夏は美味しいものです。
しかし、和菓子には日本の風情を感じることができるとは思われませんか?

またブラックでいれたアイスコーヒーをあわせると、また違った雰囲気も楽しむことができます。

一般的な羊羹と同様に砂糖と餡を寒天で固めるのが典型的な製法で羊羹よりも水分を多くして柔らかく作ります。
餡は小倉餡を用いるのが一般的であるが、白餡の水羊羹なども存在します。
また、餡を使わずに黒砂糖を使う製法もあります。

水で戻した後でちぎって細かくした寒天を水(寒天一本あたり500−600cc)とともに鍋に入れて沸騰させます。
寒天が湯の中で溶解した後に砂糖と餡(少量の水で溶かした葛粉を入れる場合もある)を入れて再び沸騰させます。
これを冷ましたものを漉して容器に流し込んだ後に冷やすと水羊羹となるのです。

寒天は万治年間(1656〜61)、伏見の宿屋の主人によって発見されました。
この寒天を用いたようかんが作られたのは、文献では寛政の頃、喜太郎羊羹が最初ともされています。
寒天製水ようかんは明治以降一般的に作られるようになりました。

水ようかんの人を清涼させる力、存分に味わえる季節はもうそこです。

 

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2008年05月18日

和菓子?水菓子って

水菓子って和菓子かな?
 
 
水菓子ってみなさんは何を答えますか?
多くの人は水ようかんを答えるのではないですか?
他には葛切りとか寒天とかを答える人が多いのではないでしょうか?
 
でも水菓子って果物のことですよ。
みずみずしい梨とか、ジューシーなりんごとかのイメージでしょうか?
水ようかんとか葛切り、寒天は正確には水菓子ではないです。
 
でも最近は和菓子屋さんで水ようかんやゼリーを水菓子という種類として売っているところがあります。
定義があいまいになっているのでしょうか?
 
水菓子は菓子がすべての間食を表していたので、果物をそれらと区別するために、水をつけたといわれています。
想像ですが果物はみずみずしいですから水がついたのでしょうね。
どうやらそれが曖昧になって和菓子屋さんでは、水ようかんやゼリー、葛切りなどが水菓子と呼ばれるようになってきているようです。
 
確かに水ようかんやゼリーなどは水菓子といったほうが分かりやすいですから。
それに、水菓子が果物であるということを知る人のほうが少ないような気がします。
 
言葉は生きていますから、古いものを守ることと新しいものを生みだすということの矛盾を乗り越えなければなりません。
水菓子も新しい意味をもって使われるようになったのですね。
 
水ようかんはようかんの水分が多くなったものです。
そのさっぱり感は夏の暑い日を忘れさせてくれるものです。
ゼリーは、プルプルの中に果物を感じさせるとても優しいお菓子です。
 
水を多く使う和菓子は、口当たりがやわらかく、とても食べやすいことが特徴です。
果物は体力が弱った人でも食べられるもの、水分の多い和菓子もそうですね。
水は人間にとって一番大切なもの。
その水を言葉に含める水菓子は、その優しさが特徴だと思います。
posted by けんしろう at 02:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年05月17日

和菓子屋 東京新宿区

和菓子屋さんを探す 東京新宿区
 
 
和菓子はその用途、時期などさまざまな場面で必要になります。
お客様に出すもの、お見舞いにもっていくものなど。
たくさんの和菓子がたくさんの和菓子屋さんで売られているため、どこに行けばよいのか分からなくなることがあります。
事前に連絡をとってそれから買いにいくというスタイルが良いのではないでしょうか?
 
(株)花園万頭本店
東京銘菓「ぬれ甘なつと」のお店。創業171年の老舗の味。
TEL : 0120-014870
住所 : 〒 160-0022 東京都新宿区新宿5丁目16−15
URL : http://www.tokyo-hanaman.co.jp
Email : webmaster@tokyo-hanaman.co.jp
 
(株)青柳
TEL : 03-3371-8951
住所 : 〒 169-0075 東京都新宿区高田馬場4丁目13−12
 
(株)あけぼの/新宿伊勢丹店
TEL : 03-3341-8098
住所 : 〒 160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14−1
 
(株)あけぼの/新宿小田急本館店
TEL : 03-5323-6190
住所 : 〒 160-0023 東京都新宿区西新宿1丁目1−3
 
飯田橋萬年堂
TEL :  03-3266-0544
住所 : 〒 162-0824 東京都新宿区揚場町2−19
URL : http://www.omedeto.co.jp/
Email : info@omedeto.co.jp
 
(有)五十鈴
TEL : 03-3269-0081
住所 : 〒 162-0825 東京都新宿区神楽坂5丁目34
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2008年05月12日

和菓子 千歳飴

千歳飴に込められた意味
 
 
七五三では、和菓子の千歳飴(ちとせあめ)を食べて祝います。
千歳飴は、親が自らの子どもに長寿の願いを込めて、細く長くなっているのが特徴です。
また千歳飴は縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されています。
千歳飴は、鶴亀(つるかめ)や松竹梅などの縁起の良い図案の描かれた千歳飴袋に入れられています。

親に手を引かれ、鶴亀や松竹梅の袋を提げた小さな子どもを見ていると、なんだかほほえましい気持ちになります。

しかし、七五三でなぜ長寿を祝うのでしょうか?

現代は昔と違い乳児の生存率がとても高くなっているのはご存知ですね。
これは医療技術の向上のおかげです。
超未熟児といわれる子どもも医療の発達で生きることが出来る時代です。
本当にありがたい時代です。
しかし昔は3歳まで子どもが生き延びるということはとても大変でした。
5歳、7歳までとなるともっともっと大変です。
そこで7歳までは子どもは人間ではなく、神様からの預かりものという認識を抱いてしました。
そう、七五三というお祝いの文化は、この考えをもとに生まれたのだそうです。
神様は両親に子どもを渡されたということですね。

昔は、7歳まで成長が出来た子どもはお祝いをしたあと、氏神様(自分が住んでいるところを守ってくれている神社の神様)にお参りして、氏子札を貰いました。
氏子札を貰って初めて人格として認められ、地域社会の仲間入りを果たすことができたのです。

その両親の子どもへのおもいが、千歳飴には込められているのですね。

千歳飴は、江戸時代の元禄・宝永の頃、浅草の飴売り・七兵衛が売り出したのが始まりとされています。
和菓子として飴は昔からとても一般的でした。
とても手軽に食べられる和菓子だったのです。
その飴に長寿の願いをこめて、親は七五三を祝うのです。
和菓子の千歳飴、単なる飴でありながら、多くの人の願いを背負った和菓子です。

posted by けんしろう at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年05月01日

和菓子 ちまきについて

和菓子 ちまき
 
もうすぐ端午の節句ですね。
そのときに食べるのが、和菓子の柏餅やちまきです。
ちまきを食べるのは、中国戦国時代の楚の愛国詩人屈原の命日である5月5日に彼を慕う人々が彼が身を投げた汨羅江(べきらこう)にちまきを投げ入れて供養したこと。
そして屈原の亡骸を魚が食らわないよう魚の餌としたものがちまきの由来とされています。
柏餅を食べる風習は日本独自のもので、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていきました。

このように柏餅は縁起物で日本独自のものですが、ちまきにかんしては、中国からの伝来です。
ちまきは、もち米やうるち米、米粉などでつくった餅、もしくはもち米を、三角形(または円錐形)に作り、ササなどの葉で巻き、イグサなどで縛った食品でした。
葉ごと蒸したりゆでて加熱し、葉を剥いて食べます。
もともと中国で作られた料理で、日本へは平安時代頃に伝わりました。
日本では米粒の原型を留めないものが多く、逆に中国では米粒の原型が残り、かつ米以外の具を加えているものが多です。

中華料理店などでは、粽というともち米などでつくられたおこわのようなものが、出てきます。

しかし、端午の節句では、ちまきは餅団子が入っていて、甘く味付けされた和菓子として出されるのが一般的です。
うるち米の団子を笹の葉で包んだ物で、御所粽(ごしょちまき)、内裏粽(だいりちまき)とも呼ばれるものです。
子どもはやはり、あまいちまきや柏餅を喜びます。
和菓子として、柏餅やちまきを子どものときに味わった記憶はいつまでも残るものですね。

 

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2008年04月26日

和菓子の代表 ようかんについて

ようかん雑学

 
和菓子の代表ともいえる羊羹(ようかん)。
なぜ羊という字を使うのかと思われた方は多いのではないでしょうか?
ようかんについて聞かれたとしても、答えられる人はまれだと思います。

なぜ、羊という字が和菓子のようかんに使われているのか?
それは歴史的に深い意味があります。
もともとは中国の料理で、読んで字のごとく羊の羹(あつもの)でした。
これは羊の肉を煮たスープの類ですが、冷めることで肉のゼラチンによって固まり、自然に煮凝りの状態となります。
本来、羹は「こう」と読まれており、「ようかん」という読み方は「ようこう」が変化したものであるとされています。

ようかんが日本へ伝わったのは、鎌倉時代から室町時代に、禅僧によって日本に伝えられたとされています。
禅宗では肉食が戒律(五戒)により禁じられているため、精進料理として羊肉の代わりに小豆を用いたものが、日本における羊羹の原型になったという説が有力です。

初期の羊羹は、小豆を小麦粉または葛粉と混ぜて作る蒸しようかんでした。
蒸しようかんは小豆を使っていないため、その素材の色がでます。
その蒸しようかんから派生したのが、芋ようかんやういろうです。
名古屋の名物はようかんからできているのですね。
また、当時は砂糖が国産できなかったために大変貴重であり、砂糖を用いたようかんを特に「砂糖羊羹」と称し、一般的なようかんには甘葛などがよく用いられました。

ようかんの歴史は調べればまだまだありますので、少しずつお話したいと思います。

posted by けんしろう at 02:34 | Comment(1) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年04月12日

春の和菓子 菱餅(ひしもち)

菱餅

菱餅の意味

 
春の和菓子としては、菱餅もあります。

3月3日の桃の節句に雛人形とともに飾られます。

赤白緑の3色のものが多いのですが、地方によっては黄色などを加えたりして5色、7色になっている餅を菱形に切って重ねてつくります。
今の形になったのは江戸時代からです。

赤い餅は先祖を尊び、厄を祓い、解毒作用のある山梔子で赤味をつけ健康を祝うためであり桃の花をあらわしています。
白い餅は菱の実を入れ、血圧低下の効果をえて、清浄を表し、残雪を模しています。
緑の草餅は初めは母子草(ハハコグサ)の草餅であったが『母子草をつく』と連想され代わりに増血効果がある蓬を使いました。
春先に芽吹く蓬の新芽によって穢れを祓い、萌える若草を喩えました。

京都では、菱餅ではなく、引千切を使うこともある。
引千切(ひちぎり)とは、餅と餡で作られる和菓子の一つ。
その形からあこや餅とも呼ばれることもあります。

白餅を丸く伸ばしてくぼみを作り、その端の一カ所に引きちぎったような取っ手らしき形を添えます。
くぼみには餡を乗せます。

宮中で人手が足りない時に餅を丸める手間を惜しんで引きちぎったのが始まりと言われています。

餅は白餅に限らず、よもぎ餅などを用いることもあります。

京都の雛祭りには欠かせないとされる。

宮中で正月に食べられる菱葩餅が起源である説や、元は三角形であったが菱の繁殖力の高さから子孫繁栄と菱の実を食べて千年長生きをした仙人にちなんで長寿の願いを込め菱形にした説があります。

やはり、祝い事は、子孫繁栄や長寿を祝う意味が込められることが多く、その役割をになった和菓子の力に感心します。
和菓子には人を幸せにする力がある。そのちいさな和菓子に期待を込める日本人の風流を大切にしたいですね。

posted by けんしろう at 01:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年04月06日

和菓子 花びら餅

京都の正月 花びら餅

 
はなびら餅とは、京都でお正月にだけいただく伝統の和菓子の一つで、柔らかいお餅に京都のお雑煮に見立てた白味噌のあんをごぼうと共に求肥で包んである和菓子です。
 
 
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜のときに使うことを許可され、新年のお菓子として使われるようになり、全国の和菓子屋でも作られるようになりました。
 
初釜とは年初にお茶を入れるときのことですね。
 
ごぼうを包むのは、一説に、この花びら餅が裏千家初釜の「菱葩(ひしはなびら)」を和菓子として作ったものであるからだと言われています。
 
「菱葩」は丸く平らにした白餅に、赤い小豆汁で染めた菱形の餅を薄く作って上に重ね、柔らかくしたふくさごぼうを二本置いて、押し鮎に見立てたものです(鮎は年魚と書き、年始に用いられ、押年魚は鮨鮎の尾頭を切っ取ったもので、古くは元旦に供えると『土佐日記』にあります)。
 
 
初めはつき餅でしたが、最近は求肥となっています。

和菓子にごぼうと思うかもしれませんが、そのごぼうも程よい柔らかさで、まったく抵抗なく食べることができます。
 
京都の正月に公家のみが食べるとされてきた伝統の和菓子、花びら餅は春の和菓子としてふさわしいものです。
 
なかなか口にする機会の少ない和菓子です。
 
裏千家の初釜に使う和菓子ですから、その味の上品さとお茶との相性を存分に楽しめる和菓子、春の和菓子としておすすめです。
posted by けんしろう at 18:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年04月06日

春の和菓子 さくらんぼ

春の和菓子にさくらんぼ

春の和菓子にさくらんぼのお菓子が少ないのはなぜでしょう?
 
何か理由があるのでしょうか?
 
よくあるのは、やわらかいぷるぷるゼリーにさくらんぼを入れたものですね。
 
あれは本当に冷やして食べると美味しいです。
 
ただ、あれ以外になかなかないような気がするのですが・・・
 
さくらんぼそれ自体で大変おいしいから作る人がいないのでしょうか?
 
個人的には、大福の中に入れてもおいしくいただくことができると思うのですが。
 
まあさくらんぼは非常に高価なものですから、そのまま食べるのがいちばんなのでしょうかね。
 
1箱10000円とかの値段で果物屋においてありますからね。 
 
さくらんぼを使った和菓子としては、名古屋の和菓子屋さんがつくっている
「おほほっさくらんぼ」というものがあります。
 
程よい酸味と独特の食感を持つ最高品質の
山形産さくらんぼ(佐藤錦)を使用し、この厳選したさくらんぼを柔らかな羽二重餅で包み込まれています。
 
「佐藤錦」は糖度が高く、甘さ充分、そして酸味とのバランスが抜群に良い品種です。
赤く色づいた果実は甘さが濃く、プリップリのさくらんぼが
口の中で弾ける食感はたまらない美味しさです。
大粒のさくらんぼになるほど、果肉が厚く果汁タップリ、
甘さの中にほどよい酸味が加わったジューシーな食味が佐藤錦の特徴です。
これは美味しいですのでおすすめです。お取り寄せも出来ます。
 
発売は6月からのようですが・・・
 
春の和菓子にふさわしいさくらんぼの和菓子がどんどんでてくるのを期待しています。
 
posted by けんしろう at 02:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年04月06日

和菓子でこどもの日 柏餅

春の和菓子 柏餅

 
やはり、柏餅も春の和菓子に入るのでしょう。
柏餅(かしわもち)は、平たく丸めた上新粉の餅を二つに折り、間に餡をはさんでカシワ又はサルトリイバラの葉などで包んだ和菓子である。餡の種類は、粒餡、漉し餡のほか、みそ餡がポピュラーです。
 
5月5日の端午の節句の供物として用いられますよね。
カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、子孫繁栄(家系が途切れない)という縁起をかついだものということで使われています。
 
柏餅にこのような来歴はありますが、四国地方などの関西圏以南では、カシワの葉が、自生していないなどの理由により手に入りにくいため、サルトリイバラ(サンキライ)の葉で作られている事が多いです。
柏餅の餅には、通常上新粉が使われます。
上新粉(上粉、じょうしんこ)は、うるち米を加工した粉です。
精白したうるち米を洗って乾燥させた後、少量の水を加えて製粉してふるいわけしたもので、主に製菓材料として使用されます。

非加熱の材料であり、製品にするには加熱の過程が必要となります。
目の粗いものを新粉(粉、しんこ)・並新粉(並粉)、細かいものを上新粉(上粉)、
更に細かいものを上用粉(じょうようこ)とわけられます。
柏餅は細かいものが使われ、舌触りが滑らかに仕上げられます。
 
また、中のあんは水が大切で、水が悪ければ、あんもだめです。
和菓子の難しさですね。
 
子どものころ、5月に柏餅を出してもらったときは、嬉しかったものです。
いまでこそ、年中コンビニで買うことができる柏餅ですが、昔は5月5日ぐらいしか食べられなかったことを覚えています。
 
和菓子のなかでは、比較的誰でも知っている柏餅ですが、上記のような理由のことはあまり知られていません。
 
いろんな願いが込められた和菓子である美味しい柏餅、このようなことを知って食べるとまた格別の味になるかもしれませんよ。
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2008年04月06日

春の和菓子は花見団子

花見にもっていこう

春はなんと言っても花見。春の和菓子、花見団子はやはりはずせませんね。
 
桜の木は日本全国に広く見られ、その花は春の一時期にある地域で一斉に咲き、
わずか二週間足らずという短い期間で散るため、毎年人々に強い印象を残し、
日本人の春に対する季節感を形成する大事な因子となっています。
その開花期間の短さ、そしてその花の美しさは、しばしば人の命の儚さになぞらえられます。
そのためか、古来、桜は人を狂わせるといわれ、
実際花見の席ではしばしば乱痴気騒ぎが繰り広げられることもあります。
一方で花を見ながら飲む酒は花見酒と呼ばれ、風流だともされます。
陰陽道では、桜の陰と宴会の陽が対になっていると解釈されます。
陽だからドンちゃん騒ぎもあり、とされるのでしょうか?
近所の迷惑にはならないようにしなければなりません。
 
その花見にもっていく花見団子は、基本的に3色です。
桜色は桜を表わして春の息吹きを、

白は雪で冬の名残りを、

緑はヨモギで夏への予兆を表現しているそうです。
 
他には、みたらし団子やゴマ団子など、とても美味しい団子がたくさんありますが、この時期に食べるから美味しい花見団子、春の和菓子には重要なお菓子です。

花見といえば、酒やつまみだけを持っていく人が多いですが、春の和菓子、花見団子をもっていくと、すこしセレブになったような気になるのが不思議です。
 
和菓子には上品に感じさせるようなものがあります。
 
花見団子もなんとなく上品さを兼ね備えているような気がします。
 
花見団子ってなんだか味が薄いような気が、子どもの頃にしていました。
 
でも桜の下で食べると、その薄味がいいんだなって最近思うようになりました。
 
「花より団子」の意味が少しわかったような気もします。

三色に意味が込められた花見団子、花見にはやはりかかせませんね。
 
posted by けんしろう at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
2008年04月06日

春の季節 桜餅

桜餅のおいしさ

春の和菓子の代表ともいえる桜餅(さくらもち)は、桜の葉を用いた和菓子の一つ。
 
桜色に色づけされた生地で小豆餡を包み、塩漬けした桜の葉で包んだ餅菓子です。
 
桜の葉で包むことでその香りを生地に移して桜の風味を楽しめます。
 
春の和菓子の桜餅は有名ですが、それには、関西風関東風の二つがあるのをご存知でしょうか?
 
  • 関東風(長命寺餅):小麦粉あるいは白玉粉の生地を焼いた皮で、餡をクレープ状に巻いたもの。
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  • 関西風(道明寺(餅)):糯米を蒸かして干し、粗めに挽いた粒状の道明寺粉を用いた皮に、饅頭のように餡を包んだもの。 
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     それほど気にして食べていなかったのですが、そういわれてみれば2種類のものがありますね。
     
    桜の葉をそのまま食べる人、はずして食べる人などの違いもあります。
     
    旬の今食べるのが美味しい、桜餅、やはり春の和菓子の代表ですね。
     
    posted by けんしろう at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類
    2008年04月05日

    春の和菓子 NO1

    春の和菓子の人気者

    春の和菓子の季節です。

    春の今しか食べられない和菓子もたくさんあります。

    春の和菓子はいろいろありますが、一番の人気はやはり、イチゴ大福でしょうか?
     
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    私もイチゴ大福は大好きです。

    今日はイチゴ大福のレシピをご紹介します。

    1.  イチゴは汚れをふき取り、ヘタを取ります。イチゴが大きい時は、
    少し切って大きさを揃えておきます。あんで、イチゴを包んで丸めておきます。

    2. 求肥を作ります。ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えて混ぜます。
    ダマなくなめらかになったら、砂糖を加えて混ぜます。蒸し器に固く絞ったさらし布を敷き、
    たねを流します。蓋をして、強火で15分蒸します

    3.  (2)を鍋に移し、弱火にかけます。固さをみて、調節用の水を少しずつ加えながら
    ヘラで練り、求肥に透明感が出て、ヘラですくうと長くのびるようになるまで練り混ぜます。

    4.  片栗粉を広げたバットなどに、(3)の求肥をあけます。全体に片栗粉をまぶます。

    5.  手に取れる熱さになったら、求肥を丸く広げ、
    (1)のあんとイチゴを包みます。くっつかないように片栗粉を敷いた器にのせます。

    これが、春の和菓子の人気者、イチゴ大福の作り方です。

    お店で買うのももちろん美味しいですが、自分で作ったイチゴ大福

    はまた格別ですよ。

    posted by けんしろう at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子の種類