春の和菓子 大特集: あん(餡)



2008年04月13日

和菓子 餡が健康にいい!

餡が健康にいいって?

 
餡って健康にいいのかな?
そうお考えの方もいらっしゃるでしょう。
 
餡の原料となる小豆など豆類は世界が認める栄養の宝庫です。
小豆を煮て食べたり、その煮汁を飲むと脚気(かっけ)や腎臓、腫物(はれもの)に効果があるとはよく聞く話ですが、漢方医学では現在でも脚気(かっけ)、黄疸(おうだん)、下痢、便秘、腫物(はれもの)や湿疹(しっしん)を治すため食事療法に利用されています。

栄養成分としては、質のよいたん白質を多く含んでいるほか、血中コレステロールを下げる働きのあるリノール酸やリノレン酸、老化を防ぐビタミンとして注目されるビタミンE、不足すると脚気や神経炎を引き起こすビタミンB1とB2、ほかにビタミンB6、炭水化物の代謝に必要で不足すると皮膚炎などの原因となるナイアシン、アミノ酸、ミネラル類、カルシウム、リンの他、血圧を下げるといわれるカリウム、それにマグネシウム、鉄など現代人に不足といわれる栄養素を豊富にバランスよく含んでいます。


そして食物繊維もいっぱい!
食物繊維は消化酵素で分解されない未消化成分で分子レベルの微小な物質ですが人体にとって大事なものとされています。

可溶性(ペクチンなど)と不溶性(セルロースなど)があり、腸のぜん動を助け、消化過程全体の調節に重要な働きをしており、大腸ガンの予防や糖尿病にも効果があるといわれています。

食物繊維は、餡の原料となる豆類や和菓子によく使われる寒天に豊富に含まれていますので、和菓子を食べると自然に食物繊維を摂取することができます。

気になる砂糖ですが、和菓子を食べ過ぎることは当然糖分の取りすぎになります。
しかし、和菓子は大量に食べるものではなく、少しでも満足できるものです。
砂糖は脳の唯一の栄養素、上手に取りましょう。

というわけで、餡は健康の心強い味方というわけですね。
和菓子を食べて健康になれれば、これほど良いことはありません。
皆さんも健康のために和菓子はいかがですか?

posted by けんしろう at 20:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | あん(餡)
2008年04月12日

春の和菓子 餡について

和菓子の命 餡(あん)

餡は和菓子の命ともいうべき大切なものですが、その大半は豆類から作られます。
小豆、手亡(てぼう)(白いんげん豆の一種)、などはその代表的なものです。

一般的に、小豆餡、白餡、うぐいす餡などと言いますが、例えば小豆餡を大きく分類するだけでも小豆並餡、中割餡、上割餡、つぶし餡、小倉餡、もなか餡、練り切り餡、火取り餡、皮むき餡などがありますし、白餡も同様に様々な餡があります。

白餡には他に豆の種類(手亡、白小豆、福豆、大福豆など)により違いもありますし、黄味を加えた黄味餡や、栗餡、抹茶を加えた餡、(くるみ、ごま、梅、柿、その他様々なものを加えた餡もあります)。
また、同じ「練り切り餡」でも、薯蕷(じょうよ)(つくね芋類)を加えたものや、ぎゅうひを加えたものも ありますし、練り切り餡より重厚味のある「こなし」という餡もあります。
さらに用途により微妙に異なる餡があり、とても数え切れるものではありません。
結局、餡は和菓子屋によって全て違うと言っても過言ではありません。
それが和菓子屋の個性ともなっていることをご理解ください。

春の和菓子には桜餡が使われることがあります。
春の短い期間に咲く桜を、餡に入れて、春を感じながら、和菓子を食べる。
なんとも風流です。

餡は材料とともに、水が命。
水にこだわりのある和菓子屋さんの餡は、とても美味しいものが多いです。

餡の材料と、水に注目して、和菓子屋さんを選ぶことも重要です。

posted by けんしろう at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | あん(餡)